千羽鶴に思うこと
いろいろ考えさせられます…
先日森美術館のchim↑pom展に行ったときにとある展示を見たこともあり、思ったことを綴ってみたいと思いました
ひどいと思われるような発言も含まれますので
不快に思わせてしまったら申し訳ありません
わたしの考えとして読んでいただけたらと思います
そのとある展示がコチラ（撮影可な作品でした）
このカラフルな物体、全部千羽鶴なんです
ドームのようになっていて、中に入ることができました
暗いですが、びっしり千羽鶴です
この展示会が廃棄物を使ったオブジェなどを展示していたこともあり、夫がなるほど！と声をあげていました
「広島で千羽鶴はゴミになってるって聞いたことある」
…と
えっ、本当に！？と思いつつどこか合点がいってしまったところもありました
chim↑pomの作品について紹介しているサイトを見てみるとこんな記載を見つけました
そうなのか…
平和への思いを鶴に込めるというこの日本の文化は肯定します
ただ、ひどく冷たい発言なのは承知の上ですが実用性はありませんしこんな巨大なオブジェになるくらい広島にあるとしたら置く場所に困るだろうと
わたしはひろゆき氏やDaiGo氏の発言、過激なところがあるとは思いますが正論であるとも思うんです
きっとウクライナの人からしたら千羽鶴の文化を知らない人の方が多いと思うし、もっと実用的なものを求めているはずです
これが例えば日本で、病気で入院している親しい人に対し祈ることしかできないけど少しでも心の支えにしてくれればと千羽鶴を送るのであればいいのかもしれません
人の善意を無下にするようで処分もしにくいし、そもそも祈られても仕方なくて、それより安全に過ごせる場所がほしい、生活するのに必要な物品がほしいと思うのではないかと…
もらって困る贈り物になってしまうと思うんです
危険と隣り合わせで不安な日々を過ごしているウクライナの人々が、安全な場所でせっせと折られた鶴を見て、日本人はこんなことできる余裕があって皮肉だな、見下されてるな、と思うかもしれません
善意は押し付けるものじゃないという言葉を見かけました
まったくその通りだと思います
ただ考えが足りなかっただけというのであればそれは仕方ないのかなと思います
気持ちが急いでしまったのかなと
人の無自覚や無知は怖いと改めて思います
色んな立場から考えられるようになりたいし
慮る気持ちは忘れないでいたい
自分にできることは何か考えさせられる今回の話題…皆さんはどう思いますか？
