憧れの人
三浦春馬さんの『日本製』を読む
図書館で予約してから2年ほど順番待ち
わたしは大学で日本文化を研究していたことがあり
大好きな三浦春馬さんが47都道府県を旅し、各地の日本製に触れていくというのはとても興味深い内容でした
もし自分が外国の人に日本の誇れることはなにか聞かれた時に自分はしっかり説明できるんだろうか?
そして日本には素敵なものがたくさんあるのにそれを知らないなんて何だか勿体無い
そう思います
『日本製』の中にはわたしの知らない素敵なものがたくさんあって
実際に見るにはとても及ばないと思うけれど
追体験をできたような気分になれたし
なによりますます興味が湧いた
素敵なものに出会った時、これが完成するまでにどんな道を通ってきたのだろう?と少し立ち止まって考えてみたいなあなんて思う
そしてこんなに素敵なんだよ!と自信を持って誰かに教えられたらいい
春馬くん(年上なのですが、親しみを込めて日頃そう呼ばせていただいていますので以下そう書いていきます)
のことはブラッディ・マンデイのころからずっと憧れの人
笑うと目が「^^」ってなるのが本当にいいな、あんなふうに笑えたらってずっと思っている
そして努力なんて言葉で表してはいけないくらい高いレベルで自分を輝かせていく人で、それが他を魅了してやまないこと
だけど、決しておごらず誰に対しても慎重に言葉を選んで伝えようとしてくれる
お会いしたことはないけれどわたしの目に彼はそう映る
ひたすら尊敬です
文章から伝わる
初めて知ることに目を輝かせている様子や
職人さんたちの話を聞いてしっかり自分の中に落とし込もうとする熱心さ
おいしいものをたくさん食べてスタッフさんを度々驚かせたこと(可愛らしい)
インタビューで明かした仕事への熱さ
やはり彼は憧れの人
彼の友人の新井リオさんの言葉がまさにその一言に尽きるな、と思っているので紹介させてください
「美しく生きてくれてありがとう」
彼を思うとこの言葉が何度も心の中を巡ります
『日本製』の中には美しい春馬くんの生きた証がぎゅっと凝縮されているようでした